その中でもバレエ・リュスのために作曲した「The Firebird(邦題:火の鳥)」、「Petrushka(邦題:ペトルーシカ)」、「The Rite of Spring(邦題:春の祭典)」でパリの音楽界に名を残した作曲家 Igor Stravinskyの才能にほれ込み、「The Rite of Spring」の再演資金を援助しただけでなく、1年間にわたり別荘を創作の場として提供。
美学と芸術を共有したGabrielleとIgorは必然的に惹かれ合い、同時期にIgorはピアノ曲「The Five Fingers(邦題:五本の指)」を作曲、Gabrielleは彼女の傑作となる香水「CHANEL N°5」を生み出した。
さらに「Le Groupe des Six」と呼ばれた若い音楽家・作曲家たちによるプロジェクトへ参加し、パリ交響楽団とラ・セレナードのパトロンとして彼らの出演を後押ししたりと積極的に支援。
また聖歌やクラシック、ロックまであらゆるジャンルの音楽に興味を示し、The Beatlesを一目観るためロンドンにも赴いた。