Top Photo:Marilyn Minter, Thigh Gap, 2016, 182.88 x 219.71 cm, Courtesy of the artist and Salon 94, New York
世界で活躍するインディペンデントキュレーター Jasmine Wahiをゲストに迎えたグループ展「all the women. in me. are tired. ―すべての、女性は、誰もが、みな、疲れている、そう、思う。―」が、THE CLUBにて、1月25日(土)から3月5日(木)まで開催。 ニューヨークを拠点に、キュレーターやアクティビスト、School of Visual Artsの教授などとして、さまざまな活動を行うJasmine Wahi。 分野横断的なフェミニズムの視点を通じ、社会的言説に潜む複雑な二項対立の構造や、多角的な文化的アイデンティティーといった課題に取り組んできた。 今展では、世代を超えた8名の女性アーティストの作品を通じ、女性としてどう生きるかという戦略とその具体例を探求。 共にアジア人のアイデンティティーを持ちながら、欧米のアート業界で働いてきたJasmineとTHE CLUBマネージングディレクターの山下有佳子が、現代社会におけるセクシュアリティと肌の色によるカテゴライズに対して疑問を感じ、共鳴したことが開催へと繋がった。 展示作家の1人で、アメリカを代表するアーティストのMarilyn Minterは、昨年公開されたドキュメンタリー映画「The Price of Everything(邦題:アートのお値段)」にも出演。 エナメル塗料が重ねられた超現実的な絵画や光沢のあるカラー写真を制作し、社会に渦巻く不安や欲望をポップで挑発的なイメージに落とし込んでいる。 その他、パキスタン出身若手アーティスト Hiba Schahbazや、人形などのオブジェクトを用いた写真作品を手掛けるLaurie Simmonsなどの作品が展示される。 不完全な身体を受け入れるために、秘められた美しさに気づくために。 プライドを持ってこの世界に立ち向かう女性たちのエネルギーが、心にそっと寄り添う。 THE CLUB 03-3575-5605 【all the women. in me. are tired.】 DATE:1月25日(土)~3月5日(木)※2月25日(火)、26日(水)休廊 TIME:11:00am~7:00pm PLACE:THE CLUB ADDRESS:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6階 ADMISSION FREE OPENING RECEPTION:1月25日(土)6:00pm~8:00pm WEBSITE:theclub.tokyo/ja/exhibitions/jasmine/
映像の中のパフォーマンスが語る、絡み合った世界の構造
時空を超えた、窓をめぐる芸術家たちの眼差し
可憐な花々を思わす、甘い夢のような色彩美
微かなざわめきを感じさせる、光と陰の戯れ
巳年を祝福するラグジュアリーなサンダル
今週のおすすめアート
さまざまな素材と技法の掛け合わせから生まれる関係
京都を舞台に写した、青春をめぐる1冊
アートディレクターと写真家が交わす美しき対話
60sに描かれた色彩豊かな少女たちの日常
日常に存在する儚い瞬間を捉えた写真集
柔らかな奥行きをまとうコラボレーションシューズ
未来への好奇心を表情に宿すニュアンスカラー
10周年を祝した記念号が発売
「宿」をテーマに昇華される生命観
オフィスでの日常に隠された内面世界
遊び心に満ちた彫刻が輝くリング
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚