MUSIC | Colleen Green

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等身大の彼女が奏でるローファイ・ポップ

ロサンゼルスのシンガーソングライター Colleen Greenのニューアルバム「COOL」をご紹介。

自信に満ちたパワフルなパフォーマンスで観客を魅了し、常にクールな存在であり続けているGreen。
高い評価を獲得した前作「I Want to Grow Up」をリリースした2015年当時、彼女は不安から解放されるほど大人でもなく、向こう見ずに走り続けるほど若くもない年齢ゆえの実存的な危機を経験していた。

そこから大人になることの意味を分析し、混沌とした人生をどうにか生き延びようと戦う姿こそがクールであると気が付いたGreenは、メロディとビートを楽しむ準備が整え、自身が持つローファイの美学を損なうことなく曲を高みに引き上げるため、The Strokesの初期2作を手がけたGordon Raphaelにプロデュースを依頼。
こうして、ドラマーのBrendan Ederとヒップホップ・プロデューサーのAquaと共に今作が制作された。




アルバムのテーマを集約するのは、賛歌の如く歌い上げられる「It’s Nice to Be Nice」。
人は与えた分しか得られないからこそ、最大限の努力をして最高の人間であろうとすることが重要である、と言い聞かせるように紡がれる言葉は、彼女が情緒的成長の中で手にした確固たる意思でもある。

パンキッシュなローファイサウンドに乗せて問いかけられる、大人になることの本質的な意味。
等身大の彼女が織り成すパワフルな響きが胸に突き刺さる。



【“COOL” by Colleen Green】
Track list:
1. Someone Else
2. I Wanna Be a Dog
3. Posi Vibes
4. Highway
5. Natural Chorus
6. You Don’t Exist
7. It’s Nice to Be Nice
8. How Much Should You Love a Husband?
9. I Believe in Love
10. Pressure to Cum

WEBSITE:www.colleengreen420.com
AVAILABLE TO LISTEN AND BUY FROM:bignothing.blog88.fc2.com/blog-entry-11924.html

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