ビート・ミュージックと共に、70sハンガリーの息詰まるような社会の閉塞性が刻印された音楽逃避行劇「Don’t Cry, Pretty Girls!(邦題:ドント・クライ プリティ・ガールズ!)」、ドキュメンタリー作家としてキャリアをスタートさせた彼女による、作為性や修飾を極限にまで削ぎ落とした物語「Nine Months(邦題:ナイン・マンス)」、結婚生活に絡め取られる2人の女性の連帯を、厳しくも誠実な眼差しで捉えた「The Two of Them(邦題:マリとユリ)」、そして彼女が「日記」4部作に代表される歴史的映画を手がけていく契機として見落とすことのできない意欲作「The Heiresses(邦題:ふたりの女、ひとつの宿命)」の計5作品がラインナップする。