Gérard Philipe

Top Photo:夜の騎士道 4K デジタル・リマスター版
© 1955 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - RIZZOLI

Gérard Philipe

フランス映画史上最も愛された美しき夭折のスター

映画史上に輝き続ける俳優 Gérard Philipeの特集「ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭」が、11月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、その他全国で順次公開。

肉体の悪魔 HD デジタル・リマスター版
©Transcontinental Films
美しき小さな浜辺 2K デジタル・リマスター版
©1949 - PATHE FILMS
花咲ける騎士道 4K デジタル・リマスター版
© 1952 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – RIZZOLI

1922年、カンヌの裕福な家庭の次男として誕生したGérard Philipeは、ニースの大学の法学部に入学したのちMarc Allegret監督の勧めで俳優を目指し始める。

その後、舞台や文学的な映画作品への出演を重ねて名を上げ、映画「Fanfan la Tulipe(邦題:花咲ける騎士道)」で世界中にその名を知らしめフランス初の国際的スターとなった。

狂熱の孤独 2K デジタル・リマスター版
©1953 - PATHE FILMS – REFORMA
しのび逢い ムッシュ・リポアの恋愛修行 2K デジタル・リマスター版
©Transcontinental Films
赤と黒 2K デジタル・リマスター版
©1954 Gaumont - Documento Films
夜の騎士道 4K デジタル・リマスター版
© 1955 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - RIZZOLI

戦後、ナチスには占領されながら連合軍として戦勝国になり、引き裂かれていたフランス社会。

そんな中であらゆる世代、あらゆる階級の国民の心を掴んだ彼が演じた役柄は、体制に反逆する青年や貧困にあえぐ芸術家、退廃した医師など、戦後のフランスの矛盾そのものを表していた。

そして映画界と演劇界で押しも押されもせぬスターとなった彼は、キャリアの絶頂期、肝臓がんのため36歳の若さでこの世を去る。

ジェラール・フィリップ 最後の冬
© Temps noir 2022
ジェラール・フィリップ 最後の冬
© Temps noir 2022
ジェラール・フィリップ 最後の冬
© Temps noir 2022

今回の上映では、2022年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、2020年にドゥ・マゴ賞を受賞した評伝を原作に、生誕100年を記念して製作された最新ドキュメンタリー映画「Gérard Philipe, le dernier hiver du Cid(邦題:ジェラール・フィリップ 最後の冬)」(全編吹替ナレーション:本木雅弘)がラインナップ。

その他、1953年ヴェネツィア国際映画祭優秀作品賞を受賞した「Les Orgueilleux(邦題:狂熱の孤独)」などの名作群12本が、最新技術によって華麗に蘇る。

戦後のフランスで、大衆の夢とロマンを受け止めた名作の数々。
現代に輝きを増す、映画界のスターの再臨を目撃して。



CETERA INTERNATIONAL
03-3715-5775




【Gérard Philipe 100ans D’anniversaire】
RELEASE DATE:11月25日(金)
※ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開
FILMS:
「肉体の悪魔 HDデジタルリマスター版」(1947)
「パルムの僧院 2Kデジタルリマスター版」(1948)
「美しき小さな浜辺 2Kデジタルリマスター版」(1948)
「ジュリエット あるいは夢の鍵 / 愛人ジュリエット 4Kデジタルリマスター版」(1951)
「花咲ける騎士道 4Kデジタルリマスター版」(1952)
「狂熱の孤独 2Kデジタルリマスター版」(1953)
「しのび逢い ムッシュ・リポアの恋愛修業 HDデジタルリマスター版」(1954)
「赤と黒 2Kデジタルリマスター版」(1954)
「夜の騎士道 4Kデジタルリマスター版」(1956)
「モンパルナスの灯 HDデジタルリマスター版」(1958)
「危険な関係 4Kデジタルリマスター版」(1959)
「ジェラール・フリップ 最後の冬」(2022)
WEBSITE:www.cetera.co.jp/gerardphilipe/

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