Top Photo:©︎Yusuke Yamatani
写真家 山谷佑介の写真展「『温泉』 ー Assemblage,Environments & Happenings ー」が、空蓮房にて6月28日(金)まで開催中。 1985年新潟県に生まれた山谷佑介は、立正大学文学部哲学科を卒業後、2013年に初の写真集「Tsugi no yoru e」を自費刊行。 その後も「恵比寿映像祭2022」などでの展示や、「KAIKOO」など個展の開催、「ground」、「RAMA LAMA DING DONG」、最新作「ONSEN I」といった写真集・モノグラフの刊行など、さまざまモチーフや方法に取り組みながら活動を続けている。
今展は、仏教と芸術、現代を繋ぐ場として長応院境内に建立されたギャラリー 空蓮房で開催。 1名ずつ拝観できる空間に、野湯と呼ばれる自然の中で自噴する整備されていない温泉を撮影した「ONSEN」シリーズの作品が展示される。 山谷がカメラを手にして間もない15年ほど前から始めた野湯巡りは、友人や家族、SNSやZIneで希望者を募りながら現在も続いているもの。 温泉文化の歴史は古く、「日本書紀」や「万葉集」では、湯や水辺の場を中心としたコミュニケーションは、男女が一緒に飲食や歌を交えて親睦を深める場として記述されている。 山谷は撮影を続けていくうちに、原始の時代に耳を傾け、空間を超えて異なる惑星へと想いを馳せるようになったという。 こうした一連の実践は、時間を超えても変わらず存在する自然や人間の姿を記録する撮影行為にとどまらず、ありのままの風景に身体を介在させ、人間と世界そのものを捉え直そうとする試みとも言える。 自然から湧くエネルギーを介した、人々の連帯感やグルーヴ。 静謐な瞑想空間に、ユートピアを思わす野湯の光景が現れる。 KŪRENBOH kurenboh.com 【Yusuke Yamatani “ONSEN -Assemblage,Environments & Happenings-”】 DATE:6月28日(金)まで開催中 ※土曜、日曜、月曜、火曜休廊 ※6月14日(金)は閉廊 ※メールでの事前予約制(前日、当日の予約はご遠慮ください) TIME:10:00am~3:00pm PLACE:空蓮房 ADDRESS:東京都台東区蔵前4-17-14 長応院内 ADMISSION FREE ※賽銭制 WEBSITE:kurenboh.com/show/ ※予約方法や鑑賞についての詳細は、空蓮房のウェブサイトをご確認ください。
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独自の目線で捉えた神秘的な世界
戦後ドイツの巨匠が表現する、ガラスケースと水彩画
相互尊重への想いを繋ぐブックフェア
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異素材を編み込んだ、新鮮な作品群
ソフトなシアリングで包み込む、華やかなサンダル
写真家が探し求める、穏やかなユートピア
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10周年を祝した記念号が発売
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2つのクラフツマンシップが鮮やかに輝く腕時計
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
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クラシックと遊び心が出合った、上質な新作