「TOKYO ART BOOK FAIR」は、アート出版に特化した日本で初めてのブックフェアとして2009年にスタート。
以来、年に1度のペースで開催され、先進的なブックメイキングを続けるアーティストや出版社が出展するブースの他、特別展やトーク、スクリーニングなどさまざまなイベントを展開しながら成長を遂げてきた。


第13回となる今年は、国内外から約300組のアートブックの作り手が集結。

Libraryman、Nobody Books、The Future Publishing、David Zwirner Books、Treelikeswater、SUPER LABO、twelvebooks、東塔堂、小山登美夫ギャラリー、handpicked + 津田直、横浪修など、多彩で独創的な出版社や書店、ギャラリー、アーティストらが本の魅力を伝える。

今回で7回目を迎える、1つの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する企画「Guest Country」で特集されるのは、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの北欧５ヶ国。

会場である東京都現代美術館の近くのミニシアター Strangerにて、「北欧映画祭 〜Nordic perspective〜」を開催するという初の試みも行われる。
映画祭にはTove Marika Janssonの映画3作品をはじめとしたドキュメンタリー9作品がラインナップし、アート、デザイン、音楽、環境問題などさまざまなテーマを掘り下げた映画を通して北欧の視点を読み解く。

また「TOKYO ART BOOK FAIR」の企画による2つの展覧会も開催。

「清里現代美術館 アーカイヴプロジェクト展」ではJoseph Beuys、Arnulf Rainer、Fluxusを柱に現代美術作品を蒐集し、2014年に惜しくも閉館を迎えた清里現代美術館の旧蔵コレクションが、「ARTS FOR SALE」では、自身のコンビニエンスストアを埋め尽くすほどのコラージュ作品を生み出しアーティストとなった故・Thomas Kongの貴重なアーカイブの一部が紹介される。

その他、スキン＆マインドブランド「BAUM」や資生堂のや企業文化誌「花椿」の特別ブース、ゲストを招いてのトークショー、子ども向けのワークショップ、作家によるサイン会、ライブパフォーマンスなど、アートブックを通じて多様な文化に触れられるプログラムが揃う。

世界中でユニークな進化を続けるアートブックの現在。
インタラクティブな空間が、思いがけない本との出会いを手繰り寄せる。



TOKYO ART BOOK FAIR
tokyoartbookfair.com



【TOKYO ART BOOK FAIR 2023】
DATE：11月23日（木・祝）〜26日（日）
TIME：11:00am～7:00pm
※11月23日（木・祝）は12:00pm～8:00pm
PLACE：東京都現代美術館
ADDRESS：東京都江東区三好4-1-1
ADMISSION：一般 ￥1,000
RESERVATION FROM：artsticker.page.link/TABF2023
WEBSITE：tokyoartbookfair.com
※一部のイベントには別途参加費が必要です。
※事前予約制での開催となります。チケット販売は11月9日（木）12:00pmよりスタート予定。詳細はTOKYO ART BOOK FAIRのウェブサイト、SNSをご確認ください。