2012年にフォトグラファーとして独立後、東京を拠点にファッションやポートレート、風景、静物などの撮影を行ってきた後藤啓太。

SPUR、FIGARO japon、GINZA、& Premiumといった数々の雑誌の他、「JIL SANDER」や「MINÄ PERHONEN」などの国内外のブランドの撮影にも携わり、幅広い分野において活躍している。

今展は、昨年北海道・東川町を中心に美瑛や富良野周辺を回りながら撮り下ろした新作と、写真集「N°01_engawa」など過去のシリーズ作品による構成。

タイトルとなった「engawa」について後藤は、「無意識と意識下の間にあるもの、目に見えるものと見えないものの境界線、白昼夢のような、まるで縁側でうたた寝をした時に見るような夢の断片を集めた得体の知れない『なにか』を撮った記録である」と語っている。

残雪と緑が同居した街並みを包む、独特の心地よさ。
ありふれた一瞬一瞬に吹き込まれた、清らかな風を感じて。



HIGASHIKAWA BUNKA GALLERY
0166-82-2111



【KEITA GOTO PHOTOGRAPHY EXHIBITION N°02_engawa】
DATE：5月22日（月）まで開催中
TIME：10:00am～5:00pm
PLACE：東川町文化ギャラリー
ADDRESS：北海道上川郡東川町東町1-19-8
ADMISSION：一般 ¥100
※中学生以下無料
WEBSITE：higashikawa-town.jp/bunkagallery/topics/150



CREDIT：
Production by Hirofumi Maruhashi
Special Thanks TOKYO COLLEGE OF PHOTOGRAPHY