アメリカのランドスケープデザイン事務所 SWA Groupとoffice maにてランドスケープ設計に携わり、アート作品では主に花や自然からインスピレーションを得た作品を手がけるsaihoと、ストックホルムを拠点に映像制作やインスタレーション、パフォーマンスアートの制作や演出など、音楽家兼アーティストとして幅広く創作活動を行う林イグネル小百合。

2人はユニットとしても活動し、国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2020で「Beyond the Ocean」、カリフォルニア州オークランドのLocal Love Art Festivalで「To Mothers」、国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2022で「幻象の庭 ‐ Imagery Garden」といった作品を発表してきた。

今展では、サンフランシスコのビーチで行った母の日のインスタレーションを元に、映像とインスタレーションを交えた作品を日本初公開。

また、国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2020で発表したインスタレーション作品の映像とメッセージも同時に展示され、パンデミックで分断された世界において、物理的な距離を越え「想い」によって人を繋げることを試みた。

そこには母なる地球、地球上のあらゆる母、そして海の向こうの作家自身への母に向けた感謝が込められており、母の日の5月14日（日）にはインスタレーションされているカーネーションを持ち帰ることができる。

世界で活躍する2人がほどいていく、見えない境界線。
すべての母へ感謝を捧げた、繊細なアート作品に想いを重ねて。



GALLERY MAIN
075-344-1893



【saiho + Sayuri Hayashi Egnell “To Mothers”】
DATE：5月9日（火）～5月14日（日）
TIME：1:00pm～7:00pm
PLACE：gallery Main
ADDRESS：京都府京都市下京区麩屋町通五条上ル下鱗形町543 2階
ADMISSION FREE
WEBSITE：gallerymain.com/exhibiton_saiho_sayurihayashiegnell_2023/