Top Photo:Helen Korpak ”Anna taking a nap with Saheli”, 2016, Pigment print, 42x59.4 cm
フィンランドのアーティスト Helen Korpakによる写真展「True Intimacy」が、アルスギャラリーにて11月6日(日)まで開催中。 フィンランド・ヘルシンキ在住のHelen Korpakは、芸術の評論家として定期的に新聞やアート雑誌への寄稿を行いながら、フォトグラファーとしても活躍。 写真制作においては、日常の中の家族や友人を写した親密な雰囲気の作品や、繊細なスティルライフで知られている。
フィンランドセンターが主催するスウェーデン系フィンランド人文化ウィーク「Hallå Tokyo」の一環として開催される今展では、彼女の実の妹を被写体とした作品を展示。 Helenは2007年以来、15年間にわたって5歳下の妹 Annaを撮影し、彼女が子どもから大人になる過程を見続けてきた。 その中で妹の性格の何らかが写真に反映されると思っていたHelenは、実のところそのプロセスはAnnaは誰であるべきなのかというHelen自身の先入観に導かれたものであり、写真に本当に表れたのは2人の距離なのだと結論づける。 レンズを通して見守り続けた、成人へと向かう妹の旅路。 妹への想いがデリケートに揺れ動く、貴い15年間を辿って。 FINNISH INSTITUTE IN JAPAN 03-5447-6037 【Helen Korpak “True Intimacy”】 DATE:11月6日(日)まで開催中 TIME:11:00am~6:00pm PLACE:アルスギャラリー ADDRESS:東京都渋谷区神宮前5-13-1 アルス表参道 ADMISSION FREE WEBSITE:www.a-s-o.jp/gallery/scadul_s.html?221025
石田真澄が写す、夏帆の揺らぎときらめき
「迷い」と共に駆け抜けたロードトリップの記録
多岐にわたる手法で辿る写真の起源
美しく写し出された、人や自然との関係性
今週のおすすめアート
さまざまな素材と技法の掛け合わせから生まれる関係
京都を舞台に写した、青春をめぐる1冊
アートディレクターと写真家が交わす美しき対話
60sに描かれた色彩豊かな少女たちの日常
日常に存在する儚い瞬間を捉えた写真集
柔らかな奥行きをまとうコラボレーションシューズ
未来への好奇心を表情に宿すニュアンスカラー
10周年を祝した記念号が発売
「宿」をテーマに昇華される生命観
オフィスでの日常に隠された内面世界
遊び心に満ちた彫刻が輝くリング
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚