Alfredo Jaar

Top Photo:《サウンド・オブ・サイレンス》 2006 © Alfredo Jaar
Top Photo:《今は⽕だ》 1988 © Alfredo Jaar

Alfredo Jaar

アーティストが表す詩的な世界モデル

ニューヨークを拠点とするアーティスト Alfredo Jaarによる展覧会「アルフレド・ジャー あなたと私、そして世界のすべての人たち」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて3月29日(日)まで開催中。

《サウンド・オブ・サイレンス》 2006 © Alfredo Jaar

1956年チリ・サンティアゴに生まれ、国際的に活躍するアーティスト Alfredo Jaar。
建築と映像制作を学んだのち、1982年に渡米。
以降はニューヨークを拠点に、世界各地で精力的に展覧会を開催し、数々の賞を受賞してきた。

80sにはニューヨークの都市空間へ介入する作品「Rushes」や「アメリカのためのロゴ」によって注目を集め、ラテンアメリカ出身の作家として初めて1986年の第42回ヴェネチア・ビエンナーレ、1987年のドクメンタ8の双方に出品。
その後も現在に至るまで、社会の不均衡や世界各地で起きる地政学的な出来事に対する繊細な視点と真摯な調査に基づく制作を続けている。

Jaarの作品は身体的体験を伴うインスタレーションを特徴とし、用いられるメディアは写真、映像、建築的なスケールの立体作品など多岐にわたる。

《マジシャン》 1979 © Alfredo Jaar

本展では、2023年に広島市現代美術館の展覧会で依嘱された大型の作品をはじめ、70sの初期作品からJaarの作家活動を代表する作品、そして本展のために制作する新作を公開。
誰かを糾弾するのではなく、世界を検証する詩的なモデルを作り出すその一貫した態度は、戦禍や不平等といった悲劇をはじめ、日常の諸問題に直面する私たちに、静かに、力強く訴えかける。

善悪は単純に決められるものではなく、時に反転し得ること、遠く離れた国の惨事にも私たちが関わっている可能性があること。
そして異なる価値観を持つ他者の存在を否定せず、それでも幸せになるために、ひとりひとりがよく見て考えることが、世界の諸問題を題材とした作品群を通して促される。

《今は⽕だ》 1988 © Alfredo Jaar

世界に向き合い続けるアーティストの回顧展。
静かな迫力を持つ作品の数々から、平和、そして共生への糸口を見つけて。



HELLO DIAL
050-5541-8600



【Alfredo Jaar | You and Me and the Others】
DATE:3月29日(日)まで開催中
TIME:11:00am~7:00pm
※月曜、2月8日(日)、24日(火)休館
※ただし2月23日(月・祝)は開館
※入場は6:30pmまで
PLACE:東京オペラシティ アートギャラリー
ADDRESS:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 3階
ADMISSION:一般 ¥1,600、大・高生 ¥1,000
※中学生以下無料
※こちらの料金で同時開催の展覧会をすべてご覧いただけます。
同時開催「寺田コレクションハイライト 後期|収蔵品展085 寺田コレクションより」、「project N 101 岩崎奏波 」
WEBSITE:www.operacity.jp/ag/exh294/

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