Hideaki Hamada
写真家が捉えた、「終点のあの⼦」のもう1つの物語
柚木麻子による連作短編集を映画化した「終点のあの⼦」が、1月23日(金)より全国にて順次公開。
また、本作のスチール撮影を担当した写真家 濱⽥英明による同名の展覧会が、see you galleryにて2月1日(日)まで開催中。
私立女子高校を舞台に、思春期の少女たちの脆く切ない青春を描いた映画「終点のあの子」。
小説家 柚木麻子のデビュー作である同名の連作短編集を原作とし、監督 吉田浩太が女子高校生たちの揺らぎやすい友情と複雑な心情を鮮明に映し出した。
中等部から進学し、常に周囲を気にしながら生きる少女 希代子を當真あみが好演。
また、有名カメラマンを父に持つ帰国子女で、浮いた存在でありつつも羨望の眼差しで見られる高校からの外部生 朱里役を中島セナが凛として表現する。
本展は、本作にスチールとして参加した濱⽥英明の写真作品に焦点を当て、構成したもの。
撮影の際、映画製作では異例となる「スチールデイ」が設けられ、写真家は本編とは必ずしも連動しないシチュエーションでの撮影を試み、もう1つの物語を描き出した。
まばゆい学⽣⽣活の中に⾒え隠れする嫉妬や劣等感、移りゆく感情を⾒事に捉えた濱⽥による作品は、映画とは異なる視点を提示。
また、撮影には本作品が遺作の1つとなった⼤林直⾏もスチール協⼒として参加しており、展覧会では彼の作品も一部公開されている。
会場では、先⾏発売となるオフィシャルグッズや、ギャラリー限定で展⽰作品も販売される。