ブランドの設立以来、未来への責任感に支えられた環境意識とともに、サスティナブルなファッションの在り方の先陣を切って体現してきた「STELLA MCCARTNEY」。
20周年を迎える2021年春夏コレクションでは、ブランドの価値観とヴィジョンを再定義し、ひとつひとつのアルファベットに託した26のマニフェスト“A to Z”が誕生した。
William Eggleston: 1939年、アメリカ生まれの写真家。60sよりアメリカ南部の風景を色鮮やかな写真に映し出し、カラー写真の芸術的側面を追求したパイオニアとして知られる。
U is for Utility - ユーティリティ
Emilie Pria and Paulo Accioly: フランス出身のフォトグラファー Emilie Priaと、ブラジル出身のヴィジュアルアーティスト Paulo Acciolyによるコンビネーション。他のアーティストたちとも協働し、映像作品などを手掛ける。
V is for Vegan - ヴィーガン
Will Sweeney: ロンドンを拠点に活動する、イラストレーター兼コミックブックアーティスト。幻想的かつサイケデリックな作風で、コミックやファッションアイテム、アルバムのジャケットなどを手掛ける。「STELLA MCCARTNEY」の2015年プレフォールコレクションと今年9月に発表された初のジェンダーレスなカプセルコレクションでもアートワークがフィーチャーされるなどブランドとの親交も深い。
W is for Womanhood - 女性であること
Sam Taylor-Johnson: イギリスのフォトグラファー兼映画監督。2009年の映画「Nowhere Boy(邦題:ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ)では若き日のJohn Lennonを描いた。
X is for Kiss - キス
Ed Ruscha: 60sから活躍し続ける、20世紀のアメリカ芸術界を代表するコンセプチュアルアーティスト。言葉と広告媒体のイメージを用い、多様なメディアにわたってユーモアと機知に富んだ制作を行う。2016年には、Stellaとのコラボレーションによるウィンターコレクションのヴィジュアルを手掛けた。