ファッションデザイナー 八木華と写真家 James Perollsによるエキシビション「Distance 反射する眼差し」が、(Tentative)にて11月29日(土)から 12月7日(日)まで開催される。
1999年東京生まれの八木華は、自身の名を冠した「HANA YAGI」を主宰するファッションデザイナー。 都立総合芸術高校卒業後、山縣良和によって開講されたcoconogacco(ここのがっこう)で学び、2017年に新人デザイナーの登⻯門として知られる装苑賞のファイナリストに選出される。 2019年には欧州最大のファッションコンペティション ITS(International Talent Support)のファッション部門ファイナリストに選ばれ、以降も個展の開催や映像制作に取り組むなど、既存の枠にとらわれないクリエイションで世界から注目を集めている。 James Perollsは、ロンドンをベースに東京やロサンゼルスでも活躍する写真家兼ディレクター。 映画のワンシーンを切り取ったような独特の色使いを特徴に、さまざまな時代や美学を横断しながら世界観を構築する。 人間同士の多様な関係や繋がりを主な主題に、これまでに「Sunnyside」(2019)、「Lost and Found」(2023)、「Decaying with the speed of spring」(2025)といった作品集を刊行している。
本展で披露される「Distance 反射する眼差し」は、ぼろ布やドレスによる八木の作品を原案に、Perollsが物語を描き出した作品。 2023年、Perollsの日本滞在中に撮影が行われ、その後も長期間にわたって八木を含む日本のクリエイティブチームとの間で対話を重ねながら物語が育てられた。
ヴィジュアルストーリーに写る、他者理解のための長い旅路。 往復書簡のように交わされた、2人の眼差しの軌跡を追って。 (TENTATIVE) www.instagram.com/tentative_research/ 【Hana Yagi × James Perolls “Distance 反射する眼差し”】 DATE:11月29日(土)〜12月7日(日) TIME:11:00am~6:00pm PLACE:(Tentative) ADDRESS:東京都港区南青山3-2-9 真壁マンション 1階 ADMISSION:一般 ¥1,100 WEBSITE:tentative-research.square.site
独創的な色彩の幻想世界で紡がれる、少女の自己受容
ホンマタカシが見つめた2025年
渦と自然風景を通して捉え直される世界の本質
パーソナルな感覚から作られた写真集
美しいヴィジュアルと共に織り成すコレクション3選
旅とプリーツが紡ぐ衣服の軌跡
今週のおすすめアート
再考される写真の真髄
「CHANCE」をテーマにした特別号の表紙2種が公開
アジア最大規模のブックフェアにLula Japanが初出展
聖夜の情景を見つめるストール
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
日常にある柔らかな瞬間
香りと潤いを届けるボディミスト
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
冬の装いに遊び心を添えるニットアクセサリー
光と影のあわいに宿る「CHROME HEARTS」のアイウェア
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
小さな雨の日の物語
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
思い込みが形作る色や形の意味
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み