Top Photo:©︎Rinko Kawauchi
国際的な人気を誇る写真家 川内倫子による作品集「as it is」の出版を記念した展覧会が、POSTにて10月11日(日)まで開催中。
自身の身近な光景から、普遍性のある生命の輝きを見出した写真表現を特徴とする川内倫子。 2001年に初の写真集「うたたね」を出版して以来、20年にわたる歳月の中で日常のできごとから外の世界へと眼差しを広げ、2017年の「Halo」では遠い宇宙を感じさせるイメージを切り開いた。
新たに発表された「as it is」は、出産からおよそ3年を経た川内が、子育ての中で出会った子どもの姿や身近な風景を撮り溜めたもので構成された作品集。 目の前の日常を見つめ直すという原点に立ち返って綴られた現在進行形の家族の物語でありながら、同時に生の塊のようなまぶしさを持った子どもという存在の普遍性にも迫っている。 四季の移り変わりを通じて出会う自然と光の美しさ、暮らしの中で見つける小さな生き物たち、初めて体験する死というできごと、そうしたささやかな物事に宿る生命の美しさ、その気づきから積み重なっていく日々。 何気ない日々の大切さを身に染みて感じる今、これまでの風景が違う層を見せながら、新しい時代を生きる人々に寄り添ってくれる。 すぐそばに潜在する、何物にも代えがたい幸せを慈しんで。 POST 03-3713-8670 【Rinko Kawauchi Exhibition “as it is”】 DATE:10月11日(日)まで開催中 ※月曜定休 TIME:11:00am~7:00pm PLACE:POST ADDRESS:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 ADMISSION FREE WEBSITE:post-books.info/news/2020/09/04/exhibition-rinko-kawauchi-asitis 【Rinko Kawauchi “as it is”】 PRICE:¥3,000 AVAILABLE TO BUY FROM:www.torchpress.net/product/2125/
カタログ・レゾネに見る、写真家の生涯
半世紀の時を越えた、アートとデザインの共振
さまざまな要素が絡み合う、カラーを用いた最新作
人々の温もりに触れる、ウズベキスタンへの旅
都市の二面性が織り成す、折衷的なスタイル
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
造形的に落とし込まれる自身のルーツ
静謐な世界に顕現する日常の「かたち」
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
自由について問う「もう1つの部屋」
記憶に咲く甘さ
シルエットを再解釈した、新たなクラシック
オノ・ヨーコによる、不在と存在の詩的な交錯
ライススタイルを洗練させる、美しさの土台
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み