Beau Travail

Top Photo:© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998

Beau Travail

アフリカの大地と夏の色彩が魅せる映像詩

パリ生まれの孤高の映画作家 Claire Denisによる幻の傑作「Beau Travail(邦題:美しき仕事)」の4Kレストア版が、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下他全国で順次公開中。




Jacques RivetteやWim Wendersらの助監督を務めた後、自身のキャリアをスタートしたClaire Denisは、「Nenette and Boni(邦題:ネネットとボニ)」、「Both Sides of the Blade(邦題:愛と激しさをもって)」などで数々の国際的な映画賞を受賞し、「Paris By Night 18(邦題:パリ、18区、夜。)」など、他にも多数の映画史に残る名作を生み続けている。

© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998
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今回4Kリマスター版で公開されるのは、1999年に発表されてから日本では劇場未公開であった待望の名作「Beau Travail」。

フランス映画界が誇る生きる伝説 Denis Lavantを主演に迎え、目が眩むほどに青いアフリカの海岸を背景に、外国人の傭兵部隊とそれを率いる指揮官の訓練の日々や感情の交差が描かれている。

ロッテルダム国際映画祭KNF賞など多数の賞を受賞し、「Moonlight(邦題:ムーンライト)」の監督 Barry Jenkins、「Aftersun(邦題:aftersun/アフターサン)」の監督 Charlotte Wellsなどにも影響を与えるなど、映画ファンの中でカルト的人気を誇る作品でもある。

© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998
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深海に潜ったかのような美しい色彩の映像を撮影したのは、Claireの数多くの作品で撮影監督を手がけるAgnès Godard。

André TéchinéやWim Wendersなどの作品にも携わる彼女は、2018年にウェブサイト IndieWireで「21世紀における最良の撮影監督たち」の25人のうちの1人に選出されるなど、映画業界で長年にわたり活躍している。

本作は彼女にとって「なにをやってもいいのだと思えた。あらゆることに挑戦しようと思える作品だった」という。

© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998
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時を経て現代に蘇る、壮麗な色彩美。
目が眩むほどの夏を感じる、耽美な物語に酔いしれて。



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【美しき仕事 4Kレストア版】
RELEASE DATE:5月31日(金)
※Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下他全国で順次ロードショー
WEBSITE: www.beau-travail2024.com/

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