Top Photo:Red Crown Crane Feeding, Tsurui, Hokkaido 2005 ©Michael Kenna
イギリス人写真家 Michael Kennaの展覧会「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」が、代官山ヒルサイドフォーラムにて4月17日(水)から5月5日(日・祝)まで開催される。
1953年にイギリス・ランカシャーで生まれ、世界中で50年以上にわたり写真を撮り続けてきたMichael Kenna。 白黒の静謐で深い抒情をたたえた風景写真で知られ、中でも1987年以来の日本に対する徹底した探求とイメージの表現は彼の作品の代表格として光彩を放っている。 Kennaは初めて日本を訪れた時、その美学や精神性、宗教的な側面、人々の好奇心や親しみやすさ、寛大さに衝撃を受けたという。 そしてその後訪れた真冬の北海道北部について、「私にとってそれは冷厳な水墨画、漢字が記された純白のキャンバスのように見えました。それ以来、この場所を愛してやまないのです」と語っている。
本展は、Kenna自らがプリントした、未公開作品・新作を含む約100点ものオリジナルのゼラチン・シルバー・プリントで構成。 高野山や京都、四国の寺院や、北海道・小樽の波止場や屈斜路湖の木々、氷紋など、日本各地の光景が美しく描き出された。
企画はロサンゼルスのピーター・フェッターマン・ギャラリーが行い、東京を皮切りにロサンゼルス、ロンドンの3都市で順次開催を予定。 展覧会カタログのデザインは日本を代表するアートディレクター 田口英之が、出版はアート写真で知られるNazraeli Pressが担当した。 また、フランスの映像作家 Richard BonnetがKennaの日本での活動を捉えたユニークな映像も上映される。
イギリス人写真家が愛した日本の美学。 銀塩写真に映し出された神秘と静謐の世界に吸い込まれて。 HELLO DIAL 050-5541-8600 【JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna】 DATE:4月17日(水)~5月5日(日・祝) TIME:11:00am~6:00pm ※最終日は5:00pmまで ※入館は閉館の30分前まで PLACE:代官山ヒルサイドフォーラム ADDRESS:東京都渋谷区猿楽町18-8 ADMISSION FREE WEBSITE:www.peterfetterman.com/japanalovestory/
異なる国で生まれた2組のアーティストの作品
抽象へと歩んだ洗練の20世紀彫刻
2人の写真家が向き合う写真の断片性
切り紙絵の色彩豊かな世界に映る巨匠の軌跡
春の夢に滲む、柔らかな色彩
石を介して見つめる存在の根源
思考の断片を切り取ったグラフィックトートバッグ
「瑠璃色」にまつわる3つのコラム - 平松麻/画家
「CHANCE」をテーマにした特別号の表紙2種が公開
聖夜の情景を見つめるストール
浮遊の中から生まれる強さ
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
旅とプリーツが紡ぐ衣服の軌跡
香りと潤いを届けるボディミスト
日常にある柔らかな瞬間
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
光と影のあわいに宿る「CHROME HEARTS」のアイウェア
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
小さな雨の日の物語
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
思い込みが形作る色や形の意味
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み