Marie Laurencin

Top Photo:マリー・ローランサン 《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin
Top Photo:マリー・ローランサン 《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》 1933年 油彩/キャンヴァス ポーラ美術館

Marie Laurencin

20sパリにきらめいた芸術界の寵児

画家 Marie Laurencinとデザイナー Gabrielle Chanelの2人を中心に、時代を彩った人々との関係にも触れながら20sパリの芸術界を俯瞰する展覧会「マリー・ローランサンとモード」が、Bunkamura ザ・ミュージアムにて2月14日(火)から4月9日(日)まで開催される。

マリー・ローランサン 《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》 1933年 油彩/キャンヴァス ポーラ美術館
マリー・ローランサン 《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin
マリー・ローランサン 《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin
マリー・ローランサン 《鳩と花》 1935年頃 油彩/キャンヴァス(タペストリーの下絵) マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin

「狂騒の時代(レザネ・フォル)」とも呼ばれ、大戦の惨禍を忘れるかのように人々が生きる喜びを謳歌した20sのパリ。

世界中から多くの若者が集まり、美術や音楽、文学、ファッションといったジャンルを越えてさまざまな才能が交錯したことで、類稀な新しい芸術が生み出された。

ジョルジュ・ルパップ  《ポール・ポワレの夏のドレス 『ガゼット・デュ・ボン・トン』誌より》 1913年 ポショワール、紙 島根県立石見美術館

そんな熱気渦巻くパリで確かな足跡を残したのが、パステル調の淡い色彩による女性的な肖像画を追求したMarie Laurencinと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたGabrielle Chanel。

共に1883年に生まれた2人は、美術とファッションの境界を交差しながら互いに独自のスタイルを貫き、自由な時代を生きる女性たちの代表と言える存在になった。

セシル・ビートン 《お気に入りのドレスでポーズをとるローランサン》 1928年頃 マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin
マドレーヌ・ヴィオネ 《イブニング・ドレス》 1938年 島根県立石見美術館
ガブリエル・シャネル 《帽子》 1910年代 神戸ファッション美術館

両者の活躍を軸とする今展では、Paul Poiret、Jean Cocteau、Man Ray、Madeleine Vionnetなど時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を紹介。

第1章「狂騒の時代(レザネ・フォル)のパリ」、第2章「越境するアート」、第3章「モダンガールの変遷」、そしてエピローグ「ローランサンの色彩(パレット)」では30年以上にわたり「CHANEL」のデザイナーを務めたKarl Lagerfeldの着想源にもなった優美な色彩に焦点を当て、生誕140年を迎えた彼女たちの創作の今日的な意味とその真価を明らかにする。

マリー・ローランサン 《わたしの肖像》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin
マリー・ローランサン 《羽根飾りの帽子の女、あるいはティリア、あるいはタニア》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin
マリー・ローランサン 《牝鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館

時代と共に羽ばたいた、麗しき創造力。
芸術的興奮に包まれ、新たな歴史へと向かったパリの鼓動を感じて。



HELLO DIAL
050-5541-8600




〈Lula Japan LINE 友だち限定プレゼント〉
今展の招待券を抽選で5組10名様にお届けいたします。
Lula Japan公式LINE(@lulajapan)を友だち登録後、応募フォームに必要事項を記入して送信してください。
応募締め切りは3月2日(木)まで。
当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。

〈個人情報の取得および利用について〉
ご提出いただいた個人情報については、賞品の発送のみを利用目的とし、それ以外では利用いたしません。
利用目的に照らして不要となった個人情報については、速やかに且つ適正に削除・廃棄いたします。




【Marie LAURENCIN et la mode】
DATE:2月14日(火)〜4月9日(日)
※3月7日(火)休館
TIME:10:00am~6:00pm
※金曜、土曜は9:00pmまで
※入館は閉館の30分前まで
PLACE:Bunkamura ザ・ミュージアム
ADDRESS:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 地下1階
ADMISSION:一般 ¥1,900、大学生・高校生 ¥1,000、中学生・小学生 ¥700
※未就学児は無料
WEBSITE:www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_laurencin/
※会期中すべての日程でオンラインによる事前予約が可能です。詳細は美術館のウェブサイトをご確認ください。

SHARE