Top Photo:Ayaka Yamamoto “Untitled #305, Mzimba, Malawi”, 2019, C-print © Ayaka Yamamoto / Courtesy of amanaTIGP
日本に初出店して40年の節目を迎える「AGNÈS B.」による展覧会「elective affinities」PartⅠが、agnès b. galerie boutiqueにて3月5日(日)まで開催中。
「elective affinities=親和力」が自らの人生を導いてきたと考える、「AGNÈS B.」の創設者 Agnès Troublé。 Keith HaringやJean-Michel Basquiatをはじめ、さまざまなアーティストたちが持つ才能や知性、自由さに魅せられてきた彼女は、Martin ParrやNan Goldinらもいち早くフランスで紹介した。 「elective affinities」とは本来、異なる化学種間で牽き合い、化学反応しやすい傾向を表す化学用語として使われていたもの。 19世紀初頭、自然科学者でもあったJohann Wolfgang von Goetheは、この言葉を自身の小説内で人間関係に擬えた。
今展は、今回開催されるPartⅠと2023年夏に開催予定のPartⅡに分かれており、世代もジャンルも異なる合計40名にも及ぶ日本のアーティストが、各々惹き寄せられた人物を紹介。 展示は5名の関係から始まり、Agnèsと親和性があるアーティストの他、思いがけないきっかけで参加することになったアーティストもラインナップする。 自身の作品についてではなく、関係を紡いだ相手やその作品について語ってもらうことで、現在の彼女、彼らの関心がどこにあり、親和力の指標をどこに立てているのかを窺うことができる。
エネルギーに満ちた創造性が集う、夢のような空間。 親和力が出会わせたアーティストたちの、個性あふれる魅力に惹き寄せられて。 AGNÈS B. GALERIE BOUTIQUE 03-3406-6010 【“elective affinities” PartⅠ】 DATE:3月5日(日)まで開催中 TIME:12:00pm~8:00pm PLACE:agnès b. galerie boutique ADDRESS:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2階 ADMISSION FREE WEBSITE:www.agnesb.co.jp/news/elective_affinities/
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