スタイリストとしての経歴を持つ東京生まれの写真家 東海林広太と、美容師、ヘアメイクを経て2015年より写真家として始動した北海道在住の青山卓矢。

北海道美唄市の2会場で開催される「SOMEWHERE」は、2人が美唄に通う中で出会ったさまざまなものを写していった作品で構成される。

およそ1年をかけて美唄に通いながら、土地のことを知ろうと資料の百年史を読んだり地元の人々から話を聞いたりもしたという東海林は、写真について「たったの1年、そこに住んでいるわけではない自分はあくまで外からきた人間であるという自覚を持ちながら美唄で過ごした時間で撮影した」と語る。

今展は、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリーの会場では写真作品を中心に、そして美唄郷土史料館では映像作品やフィールドワークの中で撮影した記録写真、美唄に関する資料も合わせて展示。

美唄の地とひたむきに向き合い続けた1年間。
2人の写真家が記した、美しい情景と残像が脳裏に焼きつく。



【Ko-ta Shouji & Takuya Aoyama “SOMEWHERE”】
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー
DATE：4月17日（日）まで開催中
※火曜休館
TIME：9:00am～5:00pm
PLACE：安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー（木造校舎2階）
ADDRESS：北海道美唄市落合町栄町
ADMISSION FREE
WEBSITE：www.artepiazza.jp/event/42683

美唄郷土史料館
DATE：4月15日（金）まで開催中
※月曜、火曜休館
TIME：9:00am～5:00pm
※最終日は3:00pmまで
PLACE：美唄郷土史料館
ADDRESS：北海道美唄市西2条南1-2-1
ADMISSION FREE
WEBSITE：www.city.bibai.hokkaido.jp/soshiki/37/1237.html