Henri Matisse
豊かな光と色に満ちた、造形をめぐる冒険
20世紀を代表するフランスの巨匠 Henri Matisseの大規模な回顧展「マティス展」が、東京都美術館にて8月20日(日)まで開催中。
1869年フランス北部のノール県に生まれたHenri Matisseは、法律家から転向して画家を志し、パリ国立美術学校でGustave Moreauに師事する。
その後も伝統的な絵画から脱するべく模索し、大胆な色彩と筆致による絵画様式「フォーヴィスム(野獣派)」を生み出してモダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした。
20sには南仏・ニースに移住し、独特の光に触れながら新たな調和と均衡を求めて絵画の革新を進め、彼自身が生涯の集大成とみなした最晩年の南仏・ヴァンスのロザリオ礼拝堂に至るまで、84歳で没するまで色と形による造形的な探究を続けた。
日本で約20年ぶりの大規模な回顧展となる今展は、世界最大規模のMatisseコレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催。
絵画に加え、彫刻、ドローイング、版画、切り絵、ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、年代順に構成された全8章を通じて多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿る。
さらにフォーヴィスムへ進む直前期の傑作であり、新印象主義の原理を援用して光に満ちた理想郷的な風景を描いた「Luxury, Calm and Pleasure(豪奢、静寂、逸楽)」(1904) が日本で初公開される他、ヴァンスのロザリオ礼拝堂を今展のために撮り下ろした4Kの高精細映像も上映される。
ロザリオ礼拝堂 堂内 ©NHK
アイデンティティーを確立していく最初期から、長年にわたる実験の終着点まで。
色と光、形、線が躍動する、生命力にあふれた道のりを辿って。
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返信されたURLから応募フォームに必要事項を記入して送信すると、応募完了となります。
応募締め切りは6月19日(月)まで。
当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
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【Henri Matisse: The Path to Color】
DATE: 8月20日(日)まで開催中
※月曜、7月18日(火)休室
※ただし7月17日(月)、8月14日(月)は開室
TIME:9:30am~5:30pm
※金曜は8:00pmまで
※入室は閉室の30分前まで
PLACE:東京都美術館 企画展示室
ADDRESS:東京都台東区上野公園8-36
ADMISSION:一般 ¥2,200、大学生・専門学校生 ¥1,300、65歳以上 ¥1,500
※日時指定予約制
※チケットについての詳細は展覧会のウェブサイトをご確認ください。
WEBSITE:matisse2023.exhibit.jp