LULA

Saul Leiter

Saul Leiter
伝説の写真家が遺した、色鮮やかな静寂

Top Photo:ソール・ライター 《薄紅色の傘》 1950年代、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation

Bunkamura ザ・ミュージアムで惜しまれつつ閉幕を迎え、今年4月より京都に巡回を予定している展覧会「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」。
「カラー写真のパイオニア」として親しまれるSaul Leiterの、選りすぐりの作品をご紹介。


ソール・ライター 《帽子》 1960年頃、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation




ソール・ライター 《『Harper’s BAZAAR』》 1959年2月号、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation




ソール・ライター 《無題》 1960年代、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation




ソール・ライター 《無題》 撮影年不詳、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation

50sからニューヨークでファッション写真家として華々しく活躍するも、58歳で自らのスタジオを閉鎖し、表舞台から姿を消したSaul Leiter。

長い沈黙を破り、2006年にドイツの「STEIDL」社から出版された作品集「Early Color」は世界中でセンセーションを巻き起こし、80歳を超えて写真界への第2のデビューを果たした。


ソール・ライター 《レミィ》 1950年頃、ゼラチン・シルバー・プリント
©Saul Leiter Foundation




ソール・ライター 《高架鉄道から》 1955年頃、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation




ソール・ライター 《デボラ》 1940年代、ゼラチン・シルバー・プリント
©Saul Leiter Foundation




ソール・ライター 《ソームズ・バントリー》 1950年代、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation

2014年に創設されたSaul Leiter Foundationは、Leiterの未整理のまま残された膨大な作品や資料のアーカイブ構築に取り組み続けている。

その中のポートレートから浮かび上がるのは、Leiterと2人の女性との強い絆。
厳格なユダヤ教の聖職者の父親と複雑な関係にあったLeiterは、家族の中で唯一の理解者であった妹のDeborahを最愛の被写体として、繊細さと豊かな感受性に満ちた美しい世界を作り出した。

また、絵画を共通の関心事として親しくなったモデルのSoames Bantryとは、彼女が亡くなるまで関係が続き、Leiterは自らの成功よりもSoamesが画家として認められることを生涯にわたって願っていた。


ソール・ライター 《セルフ・ポートレート》 1950年代、ゼラチン・シルバー・プリント
©Saul Leiter Foundation

敢えて名声から距離を置き、貫き通した芸術家としてのスピリット。
今なお発掘が続く宝の山から明かされる、Leiterの真髄に迫って。

Museum「EKi」KYOTO 075-352-1111


【ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター】
DATE:4月11日(土)~5月10日(日)
TIME:10:00am~8:00pm ※百貨店の営業時間に準じ、変更の場合あり
PLACE:美術館「えき」KYOTO
ADDRESS:京都府京都市下京区 烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 7階隣接
ADMISSION:一般 ¥1,000、高・大学生 ¥800、小・中学生 ¥600
WEBSITE:kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2005.html

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