2018年に「Michelangelo: Love and Death（邦題：ミケランジェロ：愛と死）」、「I, Claude Monet（邦題：私は、クロード・モネ）」、「Vincent van Gogh: A New Way Of Seeing（邦題：フィセント・ファン・ゴッホ：新たなる視点）」の3作品を日本で連続公開し話題を呼んだ「ART ON SCREEN」が、新たなラインナップと共に3年ぶりに帰ってくる。

今回は時代を創った芸術家たちの作品とその背景をテーマに、「Leonardo: The Works（邦題：天才画家ダ・ヴィンチのすべて）」、「Young Picasso（邦題：ピカソがピカソになるまで）」、「Frida Kahlo（邦題：フリーダ・カーロに魅せられて）」の3作品を同時公開する。

「Leonardo: The Works」は最も有名な芸術家 Leonardo da Vinci没後500年記念作品。
彼の絵画に焦点を置き多面的な稀代の天才の生涯に迫る今作品では、世界8ヶ国にわたり現存する“ダ・ヴィンチ作”といわれるすべての作品を収録。

代表作の「モナ・リザ」や「最後の晩餐」、世界最高額508億円で落札された「サルバトール・ムンディ」などの美術史上最高の傑作が、ハイヴィジョンカメラにより詳細にわたり撮影された。

世界のどんな美術館でも決して実現することのできないda Vinciの全絵画の一大展覧会が、映画館の大画面で繰り広げられる。

20世紀を代表する美術界の巨匠 Pablo Picassoにフォーカスした意欲作「Young Picasso」。

美術教師の父の影響のもと技術を磨いた幼少期、愛と人生に苦悩し新たな表現を模索し続けた「青の時代」、「ばら色の時代」を経たPicassoは、25歳で彼の名を世界中に知らしめ、“現代絵画の出発点”と言われる「アヴィニョンの娘たち」を描いている。

今作では若き日のPicassoに大きな影響を与えた故郷スペインのマラガ、バルセロナ、そして芸術の都パリの3都市をめぐり、数々の初期の貴重な作品と共に彼が天才に至るまでの道のりを辿る。

「Frida Kahlo」は、自身の人生をキャンバスに描き続けた、メキシコの現代絵画を代表するFrida Kahroを解き明かす作品。

現在フリーダ・カーロ博物館となっている彼女の生家である有名な「青い家」や、メキシコシティにあるFridaの作品を所有するすべての美術館、ギャラリー、また各国で開催されている彼女に関する展覧会も収録。

花冠とカラフルな民俗衣装をまとい、フェミニスト、革命家、そして民俗芸術の第一人者としても知られる彼女の人生の根底に流れるものを、絵画や日記を通じて探る。


現地の風景、建築、文化に触れながら、専門家による解説と併せてアーティストの人生に迫り、作品に秘められた想いを紐解く映像たち。
ルーブル美術館やニューヨーク近代美術館（MoMA）など、世界中の有名美術館やギャラリーが所有する至高の作品の数々が、美術館では見ることのできない近さとラインナップで展開されていく。


美術史に燦然と輝く功績を残し、今なお影響を与え続けている芸術家たちの作品とその背景。
偉大なる芸術家のほとばしる情熱と息づくタッチを堪能するべく、映画館から名画の旅へ出かけてみては。

【ART ON SCREEN】
DATE：1月29日（金）より全国で順次公開
ADMISSION：一般 ￥2,000、学生 ￥1,500
※映画館の各種割引や、株主優待券等は使用できません。
WEBSITE：artonscreen.jp