Ariko Inaoka
7年間をかけて写された、アイスランドの双子の生命
写真家 稲岡亜里子による展覧会「EAGLE AND RAVEN」が、Great Booksにて10月24日(日)まで開催中。
17歳で渡米してニューヨークで本格的に写真を学び、世界を旅しながら制作をしてきた稲岡亜里子。
現在は実家である京都の550年続く老舗蕎麦店を継ぎ、16代目当主を務めながら写真家としての活動も行っている。
2020年2月には、アイスランドで出会った双子の姉妹を9歳から16歳までの時期に当たる7年間にわたって夏ごとに撮影した写真集「EAGLE AND RAVEN」を出版。
ベルギーでの展示に次いで開催される今展は、同シリーズの日本で初めての展覧会となる。
姉妹の名前に由来する「鷲と烏(EAGLE AND RAVEN)」をタイトルに、「私たちは時々同じ夢を見る」と語ったように不思議な共振を宿す2人の姿を写し出した今作。
鏡や水を生かした構成が「もうひとりの私」の存在を浮かび上がらせ、彼女たちが学ぶバレエのシンプルな衣装と振り付けられたような身振りはその存在を抽象的なものにする。
双子の姉妹を通じて描かれた、遍在する生命の在り方。
アイスランドの自然と響き合い、一体化していくような神秘的な世界に包まれて。
GREAT BOOKS
050-1741-1018
【Ariko Inaoka “EAGLE AND RAVEN”】
DATE:10月24日(日)まで開催中
※月曜定休
TIME:12:00pm~7:00pm
PLACE:Great Books
ADDRESS:東京都世田谷区北沢3-19-20 reload内
ADMISSION FREE
WEBSITE:greatbooks.tokyo/
INSTAGRAM:@greatbooks.tokyo
※室内の人数が多いと判断された場合は、人数制限が実施されます。
※その他新型コロナウイルス感染症の拡大予防に関するお願いの詳細は、ギャラリーのInstagramをご確認ください。