MUSIC | Fieh

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ノルウェーの注目バンドが奏でるネオソウル

ノルウェー・オスロを拠点に活動する7人組のネオソウルバンド Fiehのセカンドアルバム「In The Sun In The Rain」をご紹介。

リードシンガー Sofie Tollefsbølの柔らかな歌声とグルーヴィーなサウンドで注目を集め、2017年にリリースしたシングル「Glu」がイギリスのカルチャー雑誌 Clash Magazineやアメリカの音楽メディア The FADERなど多くの媒体で取り上げられたことをきっかけに、本国にとどまらずヨーロッパ全域に活動の場を広げたFieh。

その後2019年に発表したデビューアルバム「Cold Water Burning Skin」が英国老舗レーベル DECCAからもリリースされ、さらに名門ジャズレーベル BLUENOTEの80周年記念コンピレーションアルバム「BLUE NOTE RE:IMAGINED」にてWayne Shorterの「Armageddon」のカバーを披露。
それらの作品は各方面から高い評価を受けている。

「In The Sun In The Rain」は、プロデューサーにノルウェーが誇る現代最高峰のエクスペリメンタル・ジャズバンド Jaga JazzistのLars Horntvethを迎え、エンジニアにはグラミー賞を受賞したD’Angeloの「Voodoo」を手がけたことでも知られるRussell Elevadoを起用するなど世界各国でのオーディエンス拡大を見据えた制作が行われた。

ソウルフルなサウンドに親しみやすいメロディーを乗せた「Fast Food」は、インスタント化された文化の比喩となる楽曲。
全国各地のFM局でパワープレイを獲得するなど、日本でも好評を得ている。




また、グルーヴィーなベースラインが印象的な「Telephone Girl」について、リードシンガーのTollefsbølは「これは、私に電話をかけてきた人たちに対する公開謝罪」と語り、同曲は悪い知らせを連想してしまうが故の不安を綴った楽曲となっている。


現代的なソウルやジャズを、より豊かで独自性のあるサウンドへと変化させた今作。
確かな演奏力とジャンルを超えた音色の広がりを堪能してみては。



【“In The Sun In The Rain” by Fieh】
Track list:
1. In The Sun In The Rain (Move On Up)
2. Fast Food
3. Telephone Girl (album version)
4. Rosalie
5. Grendehus Funkadelic
6. Allthetimeevenwhen
7. Englishman
8. Rooftop
9. Anger management (Jesus)
10. Howcome?
11. Hero
12. Sassy(Bonus Track for Japan)


WEBSITE:www.fiehmusic.com
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