Top Photo:©NIKO NIKO FILM / MOOLIN FILMS / CINEMA INUTILE / CINERIC CREATIVE / FOURIER FILMS
監督 蔦哲一朗による映画「黒の牛」が、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿K’s cinema他全国にて順次公開中。 また、公開を記念した特別展覧が牛嶋神社にて2月28日(土)まで開催中。
第49回香港国際映画祭にて獲得した火鳥賞(グランプリ)をはじめ、各地の映画祭にて高い評価を得ている本作。 禅宗の修行過程を象徴的に描いた10枚の絵と、その詩文・解説から成る一連の図像 「十牛図」を着想源に、かつて狩猟採集⺠であった男が近代化の波の中で農耕⺠となって生きる過程が描かれる。 キャストには李康生や田中泯が名を連ね、劇中では⽣前参加を表明していた坂本龍一の楽曲が使用された。
住む山を失い、放浪の旅を続ける中で1人暮らしの老婆の家へと辿り着いた狩猟民の「私」。 老婆と共に暮らす中で農耕民族としての営みを少しずつ身につけるが、やがて彼女は死を迎える。 再び旅を始めた「私」は泉のほとりに牛を見つけ、老婆の家に戻り、扱いの分からない牛との共同生活を始める。
悟りを「到達すべき頂点」ではなく、「還るべき原点」として描く「十牛図」。 修行者は最後には出発点と同じ世界に戻りながら、まったく異なる眼でそれを見ている。 牛は「心」や「真理」、あるいは「仏性」を象徴し、本作は人間の内的成⻑と悟りの普遍的な道程を示すものとして、今日でも深い意味を持ち続けている。 そこから紡がれた映像詩は、かつてあった自然風景を一幅の山水画のように写し取り、人々の心に住む原風景を呼び覚まし、そして自然の神々と霊性を感じさせる。 撮影には一貫してフィルムが用いられ、牛の漆黒が美しく捉えられた。
また、本作の公開を記念し、牛嶋神社にて特別展覧が開催。 境内の神楽殿に特設された大型LEDモニターに、今展限定の「黒の牛」アート版映像が上映される。
内なる宇宙と森羅万象を巡る、圧倒的映像美。 凛とした禅の世界がモノクロームに映える。 ALFAZBET alfazbet.com/ 【黒の牛】 RELEASE DATE:1月23日(金) ※ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿K’s cinema他全国にて順次公開中 WEBSITE:alfazbetmovie.com/kuronoushi/ 【FILM INSTALLATION AT USHIJIMA SHRINE】 DATE:2月28日(土)まで開催中 TIME:7:00am~22:00pm PLACE:牛嶋神社・神楽殿 ADDRESS:東京都墨田区向島1-4-5 ADMISSION FREE WEBSITE:alfazbetmovie.com/kuronoushi/installation/
写真家が捉えた、「終点のあの⼦」のもう1つの物語
大人になっていく少女の喪失感と希望
時代を映し続けてきたウズベキスタン映画の軌跡
繊細かつ耽美に描かれる、少女たちと「死の向こう側」
詩的な変容が導く、日本の美意識への回帰
心身に宿る重さ
気品を帯びた光と色が描く、軽やかな足元
成長と変化の先に見つける自分自身の瞬間
當真あみがまとう「SUQQU」の春色と、艶やかな華やぎ
當真あみと「SUQQU」が描く、色と艶が溶け合う春の表情
「me ISSEY MIYAKE」の「MAGIC」から着想を得た装い
「CHANCE」をテーマにした特別号の内容を紹介
透過する美しさと確かな意志が交差するコレクション
母の手編みから世界へ。「PILLINGS」が編む時代とユーモア
春の夢に滲む、柔らかな色彩
2025年最も注目された作品
孤独の内に秘める深紅
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
浮遊の中から生まれる強さ
旅とプリーツが紡ぐ衣服の軌跡
日常にある柔らかな瞬間
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売