Toshiaki Kitaoka
曖昧に映る被写体が掻き立てる想像力
フォトグラファー 北岡稔章の写真集「私は絵が描けない / I can’t draw a painting」が9月15日（木）に発売。
あわせて同名の個展が、LONGY gallery & studioにて9月19日（月・祝）まで開催される。
2作目となる今作は、前作の「Equally, beautiful」に続き、マクロレンズによって被写体を不鮮明に映す手法を採用。
絵が描けず「写真を描く」ことに希望を見出したという幼少期の北岡のエピソードを起点に、写真なのか絵画なのか、そして何が写っているのかを曖昧にした作品が制作された。
それらは見る側の想像力を掻き立て、ピンボケの滲みは絵の具のような力を持ち印象派の絵画を思わせる。
マクロレンズが艶やかに描く写真。
おぼろげに映る被写体の美しさに、自らの想像を広げて。
LONGY GALLARY & STUDIO
070-1397-6309
【Toshiaki Kitaoka “I can’t draw a painting”】
DATE：9月19日（月・祝）まで開催中
TIME：12:00pm～8:00pm
PLACE：LONGY gallary & studio
ADDRESS：東京都江東区三好2-8-5 New norm 501
ADMISSION FREE
WEBSITE：www.longymagazine.com
【Toshiaki Kitaoka “私は絵が描けない / I can’t draw a painting”】
RELEASE DATE：9月15日（木）
PRICE：￥6,000
WEBSITE：applause-books.com
