Harumi Shimizu
旅先で出合った色とりどりの景色
写真家 清水はるみの個展「from afar」が、代官山 蔦屋書店2号館1階 ギャラリースペースにて9月15日(日)まで開催中。
1989年に生まれ、スタジオアシスタントと書店での写真集担当を経てフリーカメラマンとなった清水はるみ。
博物学的な関心に基づいたスティルライフ作品で知られ、自然の中に立つ十字架のシリーズ「crosses in nature」や、突然変異・人工改良によって生まれた動植物を記録するシリーズ「mutation / creation」などに継続して取り組んでいる。
2019年にはIMA galleryで個展「The Plants in the Voynich Manuscript」を開催し、2022年には「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」の企画展「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」に参加した。
本展では、テーマを設定した作品撮影の傍らで撮り続けている旅先での風景写真を中心に展示。
世界各地で撮影された朗らかで優しい雰囲気の写真の中には、遠くの人々や動物の息遣いと、ささやかなユーモアが感じられる。
会場では作品の販売の他、作家初のグッズとなるTシャツ4種、大判布ポスター、ステッカーなども展開される。