Christo & Jeanne-Claude

Top Photo:Photo: Benjamin Loyseau
©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation

Top Photo:Photo: Wolfgang Volz
©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation

Christo & Jeanne-Claude

驚きの作品を生んだ2人のポジティブで力強い姿勢

2人の現代美術作家 ChristoとJeanne-Claudeによる大規模なプロジェクトを紐解く企画展「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門”」が、21_21 DESIGN SIGHTで2023年2月12日(日)まで開催中。

Photo: Benjamin Loyseau ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation
Photo: Wolfgang Volz ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation

1935年6月13日、同じ年の同じ日にそれぞれブルガリアとモロッコで生まれたChristoとJeanne-Claudeは、1958年秋にパリで運命的な出会いを果たし、アーティストとして活動を始める。

その後ニューヨークへとわたり、世界中で驚きに満ちあふれた数々のプロジェクトを発表。
2009年にJeanne-Claudeが逝去してからもChristoは、2020年にその生涯を終えるまで2人で夢見たプロジェクトの実現に向けて創作活動を続けた。

Photo: Wolfgang Volz ©2004 Christo and Jeanne-Claude Foundation

2021年9月に実現した「LʼArc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961–2021(包まれた凱旋門)」も、そのうちの1つ。

多くの賛同者の協力のもと、パリのエトワール凱旋門が16日間にわたり銀色のコーティングが施された再生可能な青い布25,000㎡と、3,000mもの赤いロープで包まれ、2人が他界した後にその構想が現実のものとなった。

Photo: Benjamin Loyseau ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation
Photo: Wolfgang Volz ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation
Photo: Wolfgang Volz ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation
Photo: Lubri ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation
Photo: Benjamin Loyseau ©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation

今展は、Vladimir YavachevをはじめとするChristo and Jeanne-Claude財団の協力を得て開催され、構想から60年という歳月をかけ実現されたこのプロジェクトを紹介。

制作風景や実現に向けた長い道のりを記録した多くの画像や映像を用い、シネマティックな表現によってプロジェクトの構想から準備、設置、実現までの段階を新たな体験として作り出す。

写真:吉村昌也 Photo: Masaya Yoshimura
写真:吉村昌也 Photo: Masaya Yoshimura
写真:吉村昌也 Photo: Masaya Yoshimura

運命的に出会い、世界中を歓声の渦に巻き込んだChristoとJeanne-Claude。
エトワール凱旋門が包まれるまでの約60年におよぶ軌跡を体験して。



21_21 DESIGN SIGHT
03-3475-2121




【Christo and Jeanne-Claude “L’Arc de Triomphe, Wrapped”】
DATE:2023年2月12日(日)まで開催中
※火曜、12月27日(火)~2023年1月3日(火)休館
TIME:10:00am~7:00pm
※入場は6:30pmまで
PLACE:21_21 DESIGN SIGHT
ADDRESS:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
ADMISSION:一般 ¥1,200、大学生 ¥800、高校生 ¥500
※ギャラリー3は入場無料
※中学生以下無料
WEBSITE:www.2121designsight.jp/program/C_JC/

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