Top Photo:©KEIZO KITAJIMA
写真家 北島敬三による写真集「USSR 1991」が、PCTより発売中。 また、出版を記念した展覧会「OCTOBER」が、photographers’ galleryにて11月2日(日)まで開催されている。
北島敬三は、1954年長野県に生まれた写真家。 これまでに日本写真協会新人賞、木村伊兵衛写真賞、伊奈信男賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞、さがみはら国内作家賞、土門拳賞など数々の賞を受賞している。 作品集には全12冊の「写真特急便 東京」、「A.D. 1991」などがあり、最近では2001 年に創設した photographers’ gallery を拠点に連続写真集「UNTITLED RECORDS」を発表。 国内外で数多くの展覧会を開催している。
週刊誌 アサヒグラフから依頼を受け、ソビエト連邦解体の前年1990年12月にモスクワを訪れた北島。 以降ソ連とその15の共和国を約150日間にわたり断続的に滞在しながら、取材撮影を行った。 連載「ソ連大紀行」での誌面掲載以降、北島の意思により同作が展覧会等で発表されることはなく、2007年、ニコンサロンでの個展「USSR 1991」において初めて公開。 2021 年には、同タイトルの写真集「USSR 1991」がLittle Big Manより出版され、そこでは約120点が週刊誌での発表時に即し、ほぼ時系列的に掲載された。
今回新版として新たに編集・刊行された写真集「USSR 1991」には、前作に加えてソ連に赴く以前、1983年から1984年にわたる東欧諸国の旅の中で撮影されたシリーズ「Eastern Europe」が、独立しながらも続いて収録。 展覧会では写真集に掲載の「USSR 1991」の全95点に未掲載カットを組み入れたプロジェクションと、同誌掲載の「Eastern Europe」57点から厳選したプリントが展示される。
ソ連激動の月に合わせて開催される写真展。 1991年、同地に生きたひとりひとりを見つめて。 PHOTOGRAPHERS’ GALLERY 03-5368-2631 【Keizo Kitajima “OCTOBER”】 DATE:11月2日(日)まで開催中 TIME:12:00pm~8:00pm PLACE:photographers’ gallery ADDRESS:東京都新宿区新宿2-16-11-401サンフタミビル4階 ADMISSION FREE WEBSITE:pg-web.net/exhibition/keizo-kitajima-ussr1991-october/ 【“USSR 1991” by Keizo Kitajima】 RELEASE DATE:10月25日(土) PRICE:¥9,900 AVAILABLE TO BUY FROM:photoandculturetokyo.stores.jp/items/68ca230f2200bb25945ffd78
原点にある「線」から見つめる、新たな世界
写真家が捉え続けるアメリカ郊外の光と影
時を越えて交差する、衣服と身体の記録
4名のアーティストのアイデンティティーの交差
春の夢に滲む、柔らかな色彩
石を介して見つめる存在の根源
思考の断片を切り取ったグラフィックトートバッグ
「瑠璃色」にまつわる3つのコラム - 平松麻/画家
「CHANCE」をテーマにした特別号の表紙2種が公開
聖夜の情景を見つめるストール
浮遊の中から生まれる強さ
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
旅とプリーツが紡ぐ衣服の軌跡
香りと潤いを届けるボディミスト
日常にある柔らかな瞬間
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
光と影のあわいに宿る「CHROME HEARTS」のアイウェア
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
小さな雨の日の物語
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
思い込みが形作る色や形の意味
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
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作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
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「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み