【Beauty Note 13】SHIRO
北海道の大自然が育む「SHIRO」の有機的な世界
色や質感、香り、そして美しいデザインで
どんな瞬間も女性の心を惹きつけてやまないコスメティック。
Lula Japanではブランドストーリーと共に代表的な3品をご紹介。
現在の「SHIRO(株式会社シロ)」の前身となった株式会社ローレルは1989年に創業。北海道砂川市に広大な農場を保有し、ハーブや石鹸、ジャムやドレッシングなどの製造販売を行っていた。
2000年に入ってからは化粧品雑貨のOEM生産を手がけるようになり、素材の知識や製造の技術を身につけていく中で、「自分たちが毎日使いたいものを作りたい」という想いが次第に募るように。
そして2009年に自社のコスメティックブランド「LAUREL」を立ち上げ、2011年にはスキンケアシリーズ「sozai LAUREL」の展開を開始。
産地を直接訪れて生産者の想いを汲み取るスタンスを貫き、「がごめ昆布シリーズ」や「酒かすシリーズ」など現在でも人気の製品が誕生した。
2015年にブランド名を「shiro」へとリニューアルし、店舗やカフェが次々と国内にオープン。2016年には海外1号店となるショップをロンドンに構え、現在は台湾やアメリカでもオンラインショップを展開する。
「LAUREL」のローンチから10年の節目を迎えた2019年に、ブランドロゴを小文字の「shiro」から大文字の「SHIRO」にリブランディング。それまで以上に原料や製造方法に強く深く向き合い、またパフュームシリーズなど新しいラインナップも加わった。
2020年には製品を保護する目的の紙箱が、多くの場合廃棄されてしまうことを鑑み、パッケージレス製品の販売をスタートさせ、紙箱の有無を消費者自身が選択できるシステムを採用。
2022年4月からは紙箱入り製品の新たな製造を終了し、公式オンラインストアと全国の直営店で全製品のパッケージレス販売を開始し、限りある森林資源を守ることを目指す。
「SHIRO」は、ブランドの原点である「自分たちが毎日使いたいものを作る」という想いを胸に、生産者の顔が分かる良質で安心な素材を厳選。そして自然の恵みを活かしたプロダクトを世界へ届けている。
「Tamanu Cleansing Balm」は、古来より生育し、「神聖な木」と言い伝えのあるタマヌの実から抽出したオイルやエキスなどの美容成分を豊富にブレンドしたバームタイプのクレンジング。
心まで解きほぐすように優しくとろけるテクスチャーが、義務的になりやすい1日の終わりのクレンジングタイムを至福のひと時へとアップデート。
ダブル洗顔が不要な点でも支持され、使うほどにふっくらとキメの整ったクリアな素肌へ導く。
「SHIRO」の丁寧なものづくりや実直な姿勢を肌で体感できる、穏やかなエネルギーを秘めた1品。
「皮膚のガードマン」と呼ばれるカレンデュラを配合し、乾燥しやすい目元をしっとりと保湿しながら美しい色付きを長時間キープする「Calendula Eye Shadow Liquid」。
肌にぴたりと密着する水性ベースの艶と精緻な光輝がドラマティックな眼差しを演出。
10色のカラーバリエーションの中でも特に高い人気を誇る「#0I03 Sunny Copper」は、眩い太陽のように瞼を包み込み、一瞬一瞬に輝きと彩りを添える。
ブラウンやレッドを基調にした全7色が揃い、鮮やかな発色とグロウな質感で口元に洗練と高揚感をもたらす「Ginger Lipstick」。
塗布した時の滑らかな使用感にこだわったリップスティックは、高知県の矢野農園で生産される香り高いジンジャーとガーナ産の未精製のシアバターが唇を潤いで満たし、縦ジワや荒れをケア。
肌なじみの良さとシックな強さが同居する「#1I03 Vintage Brown」をさっとストロークすれば、たちまち凛とした表情が浮かび上がる。
うつろいゆく自然に身を委ねるように、
時に意外性を楽しみ、時にパワーを感じ、自分だけの心地よいバランスを見つけて。