MUSIC | Sorry

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ロンドンのエネルギッシュな魅力に満ちたアルバム

ロンドンを拠点に活動するバンド Sorryのセカンドアルバム「Anywhere But Here」をご紹介。

Photo by Iris Luz

幼少期からの親友であるAsha LorenzとLouis O'Bryenを中心に結成されたSorryは、後にドラマーのLincoln Barrett、マルチ・インストゥルメンタリストのCampbell Baum、エレクトロニクス奏者のMarco Piniを加えた5人編成で活動するオルタナティブロックバンド。

2020年にリリースしたデビューアルバム「925」が高評価を獲得し、イギリスの次世代を担う新人バンドとして国際的な人気を博している。

そんな彼らが今回新たに発表した「Anywhere But Here」は、Carly SimonやRandy Newmanといった70sを代表するクラシックなソングライターにオマージュを捧げた作品。

ロンドンでの都市生活に漂う孤独感や活力を表現した今作は、テキストメッセージや街で録音された会話の断片など、情景が浮かぶような言葉が紡がれた。




リード曲「There’s So Many People That Want To Be Loved」は、ユーモアと切なさが入り混じるラブソング。
孤独な宇宙飛行士をメタファーに、愛を求める人々の姿が描かれた。




ニューヨークのバンドサウンドを意識した「Closer」は、初期の楽曲を思わせるラフな音色が印象的。
経験や欲望によって形成される自分自身や、それに伴う羞恥心について歌われた。


淡々としながらも、エモーショナルに響きわたるバンドサウンド。
都市生活の冷たさや孤独に寄り添う、静かな希望を感じて。



【“Anywhere But Here” by Sorry】
Track list:
1. Let The Lights On
2. Tell Me
3. Key To The City
4. Willow Tree
5. There’ s So Many People That Want To Be Loved
6. I Miss The Fool
7. Step
8. Closer
9. Baltimore
10. Hem of the Fray
11. Quit While You’ re Ahead
12. Screaming In The Rain
13. Again
14. It’ s Gone West(Bonus Track)

LABEL:BEAT RECORDS/Domino
WEBSITE:sorryband.co.uk
AVAILABLE TO BUY FROM:www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12896

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