初期作品からは、17世紀のオランダ領ブラジルで総督を務めたJohan Maurits van Nassauの知られざる統治を巡って彼の手紙などを読み上げながら議論する「Maurits Script(マウリッツ・スクリプト)」、そしてオランダによる植民地政策にラジオがもたらした影響についての対話と、インドネシア独立運動家 Soewardi Soerjaningratが書いた手記「If I Were a Dutchman(私がオランダ人であったなら)」を読み上げる声とが交わる「No False Echoes(偽りなき響き)」の2作品が紹介される。