Top Photo:髙橋恭司 《Tokyo Girl》〈The Mad Broom of Life〉より 1992年 作家蔵 ©Kyoji Takahashi, courtesy of nap gallery
東京都写真美術館にて、「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」展が7月19日(日)まで開催中。 ファッションが発展する過程において、衣服の魅力を伝える重要な役割を担ってきた写真。 作り出されるメッセージは、時に衣服そのものよりも人々を惹きつけ、時代を象徴するイメージとして発信されてきた。
90sに入ると、ファッションの魅力を伝えるだけでなく、人々に訴えかけるヴィジュアルを作り出す写真家や、インディペンデントな情報を発信するファッション誌が登場。 新しい視点から生み出されたイメージは当時の人々の考え方やライフスタイルに影響を与えただけでなく、その後の世代にもリバイバルされている。 また、インターネットが普及した00s以降、かつては新聞や雑誌の編集者など、限られた人々を介して伝えられていたファッションショーや展示会の様子が、SNSを通してリアルタイムで人々に届けられるようになり、さらに受け手も自らファッションやスタイルを発信できるようになった。
今展は、長年にわたり雑誌「花椿」の編集者としてファッションやアートの世界を見つめてきた林央子を監修に迎え、Anders Edström、髙橋恭司、Elein Fleiss×前田征紀、PUGMENT、ホンマタカシという国内外のアーティスト6名の作品を通して写真とファッションの関係性を探っていく。
今なお変化し続ける写真とファッションの関わり方を、時代を形作ってきたアーティストたちによる多様な視点で追って。 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM 03-3280-0099 【Photography and Fashion Since the 1990s】 DATE:7月19日(日)まで ※月曜休館 TIME:10:00am~6:00pm ※当面の間夜間開館は休止、入館は閉館の30分前まで PLACE:東京都写真美術館 2階展示室 ADDRESS:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 ADMISSION:一般 ¥800、学生 ¥700、中高生・65歳以上 ¥600 WEBSITE:topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3451.html ※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限や体温測定などを実施しています。 ※ご来館の際は、マスクの着用をお願いします。 ※入場についての詳細や最新情報は、展覧会ウェブサイトをご覧ください。
激動の時代を生きた詩人としての矜持
映像を通してアーティストが表現するそれぞれの視点
ドガが愛した、パリのオペラと踊り子たち
ユーモラスに再構築された蒐集品たち
31人のアーティストが作るそれぞれの1冊
サテライトイベントから3展示をセレクト
柔軟に混ざり合う有形とデジタルの境目
混沌の世界における多様なファッション
新しい場所になじんでいく変化の感覚
自由な姿で謳歌する、「GOLDWIN」と輝きのひと時
最新号の内容を紹介
春の京都で原点を辿る、注目の4展示
「CHROME HEARTS」の不朽のスピリットをたたえる、色鮮やかな肖像
「ROPÉ」2024年春夏コレクションのルックブック第3弾
優美な輪郭と自由な精神性が交わる、「GIVENCHY」のニュースタイル
多彩な創造と自然の調和が紡ぐ新たな価値
「ISSEY MIYAKE」が表現する、自然の中の見えない形
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
杉咲花と「LOEWE」。浮かび上がるグラフィカルな肖像
のんアートブック「Non」が「Lula BOOKS」から発売
異物として見つめる、純真な世界
横浪修が語る、「Assembly Teshikaga」のパーソナルな記憶
動物と人間が共存するファッションの世界
杉咲花とエターナルな「黒」