【Beauty Note 20】AĒSOP
丁寧な対話を促す、「AĒSOP」の知と感性
色や質感、香り、そして美しいデザインで
どんな瞬間も女性の心を惹きつけてやまないコスメティック。
Lula Japanではブランドストーリーと共に代表的な3品をご紹介。
1987年にDennis Paphitisにより、オーストラリア・メルボルンで設立された「AĒSOP」。
極上のサービスを提供するヘアサロンを営んでいたDennisが、顧客のために理想的なオリジナルのヘアケアアイテムを生み出し、やがてブランドとしての歩みをスタートさせた。
現在は、科学の専門家チームがメルボルンにある本社の研究室で、商品の構想から成分の実験や試作までを行い、高い効果と使う喜びを同時にもたらすスキンケア、ヘアケア、ボディケア製品の他、個々の生活に寄り添うホームケアやパーソナルケアアイテムも展開している。
成分に並々ならぬこだわりを持つ同ブランドの最大の特徴は、植物由来の成分とラボで作られた科学成分の利点を掛け合わせながら、動物由来の成分は不使用のヴィーガン処方であること。提携企業でも一切動物実験を行わず、クルエルティフリーの国際的基準であるリーピングバニー認証を取得。
そして、健康的な素肌へ導くことに焦点を当てた、クレンジングと保湿を基本としたシンプルなメソッドを発信している。
一方、多くの注目を集めるデザインの面においては、「熟考されたデザインは私たちの生活を向上させる」という信念のもと、機能性と環境に配慮したパッケージデザインや店舗設計を採用。
新たに出店先を検討する際には、その地域の調和を乱さず、プラスになる何かを与えるような存在を目指し、すでにあるものとの「連帯」を意識する。
日本には2010年に青山に第1号店をオープン。今日では世界中に200を超える直営店を構え、各店舗でそれぞれに違った表情を奏でる有機的な空間で、コンサルタントがひとりひとりに合わせた綿密なカウンセリングを行う。
その他、オフィシャルサイトのコンテンツ「The Athenaeum」では、知的好奇心を満たすエッセイやフレグランスの世界観を表現した食事のレシピ、そして研究から得た肌に関する科学知識やパーツ別のケア法などを読み物として提供。
「AĒSOP」が30年以上にわたり培ってきた、豊かな知恵と洗練された感覚の世界にいつでもアクセスが可能で、心身のより良い状態へのアップデートを包括的に支える。
特に都市部に住まう人々の肌を外的環境から守ることが必要と考え、皮膚の機能をサポートする抗酸化物質が豊富に含まれるとされるパセリシードの働きに注目して約20年前に誕生した「Parsley」シリーズ。
アルコールフリーで潤い成分を豊富に配合したトナーは、ハーバルな芳香をまとった軽やかなテクスチャーで、モイスチャーバランスを整えながらすっきりとした気分に落ち着かせてくれる。
肌を健やかにする成分が集中的に配合された「Skin Care+」シリーズからは、「Lucent Facial Concentrate」をピックアップ。
ナイアシンアミドをたっぷりと含み、水分と栄養を届けるセラム状の今作は、トナーで潤いを与えた後にマッサージをしながら塗布をすれば、たちまちふっくらとした感触の肌に。
スキンタイプを問わない滑らかな使い心地とマットな仕上がりは、他のアイテムとの重ねづけに適し、いつものお手入れにプラスできる手軽さも魅力。
夢の中で自然の景色を旅するように香りが移ろうオードパルファム「Eidesis」は、NarkissosやEchoの神話から着想を得たもの。
弾けるようなプチグレンと刺激的なブラックペッパーに、微かなフローラルが漂うトップノートに続き、フランキンセンスやクミン、シダーといった樹脂やスパイスの香気が広がるミドルノートへと変化し、そして大地を想起させるサンダルウッドやグリーンベチバーのラストノートが余韻を刻んでいく。
豊かな表現が息づくブランドの数々のフレグランスの中でも、特に人肌との親和性が高く、個性にそっと深遠なニュアンスを添える。
「AĒSOP」がこだわりを持つ世界中の「生活者」に送る、美しき体験。
過去から現在、未来を丁寧に踏みしめたクリエイションに触れ、五感を満たして。
AĒSOP JAPAN
03-6271-5605
WEBSITE:
www.aesop.com/jp/