KAWS: HOLIDAY SPACE
アイコンキャラクターと共に行く、宇宙への旅
アーティストのKAWSが世界中で展開してきた、香港を拠点とするクリエイティブスタジオ AllRightsReservedとのコラボレーションによるプロジェクト「KAWS: HOLIDAY」の第5弾となる、「KAWS: HOLIDAY SPACE」の映像が公開された。
ニューヨーク州ブルックリンでキャリアを積み、現在は巨大な彫刻から絵画、ストリートアート、商業デザインまで、多岐にわたる作品を手掛けるKAWS。
若かりし頃にストリートグラフィティに興味を抱いた彼は、1996年よりマンハッタンでグラフィティアートの制作を始め、看板や公衆電話、バス停などに数々描いたスカルとXXで表現された目は、「COMPANION」と呼ばれる代表的なキャラクターに受け継がれた。
「KAWS: HOLIDAY SPACE」と題された今プロジェクトは、「COMPANION」の生誕20周年を記念したもので、長年のコラボレーターであるAllRightsReservedとの協同により宇宙への旅が実現。
宇宙服を着用した「COMPANION」が探測気球を利用して宇宙へと飛び立ち、2時間かけてさまよったのち地球へと戻ってくるという一連の飛行プロセスは360度全周囲ビデオカメラで記録され、歴史的瞬間が収められた約2分間の動画を世界中の視聴者が楽しむことが可能に。
さまざまなプロジェクトの中止が相次ぐ今年、家から安心して楽しめるものを作りたいという考えのもと制作を行ったKAWSは、
「ここ数ヶ月閉じこめられるような気持ちでしたが、このようなプロジェクトがそういった現実から逃避する機会を与えてくれました」と語っている。
メモリアルイヤーを迎え、新たな視点から地球を見下ろす「COMPANION」。
日々の閉塞感を一掃してくれる果てしない宇宙を、共に冒険してみて。
【KAWS: HOLIDAY SPACE】
KAWS INSTAGRAM:@kaws
ALLRIGHTSRESERVED INSTAGRAM:@ARR.AllRightsReserved