Inside of You|Elizabeth Haidle

Top Photo:©Elizabeth Haidle
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Inside of You|Elizabeth Haidle

クリエイターが語る「紅色」から連想するもの

編集部がピックアップする、今をときめくクリエイターにissue 11のテーマである「紅色」から連想されるものを問う、インタビュー企画「Inside of you」。
新進気鋭のクリエイターが語る、それぞれが「紅色」から想起するストーリーとは。
テーマにリンクした、作品とともにチェックして。

“Inside of you” Further Story…
beni-iro No.15:Elizabeth Haidle/Illustrator

©Elizabeth Haidle
©Elizabeth Haidle
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「Aliveness(活気に満ちた)」
私にとって紅色は、生き生きとした状態を表す色です。
私が覚醒している時や感覚を研ぎ澄ませている時、あるいは魅力的な時に放つ、ゆっくりと広がりゆくエネルギッシュな空気感。
それはルバーブの味がして、肌の上では温かに感じられます。

紅色が匂いを持っているのかは分かりません。
何か燃えるようなものなのかもしれません。

子どもの頃、母が持っていた60sのペイズリー柄のブラウスで、紅色が紫、金、緑といった色彩の中を泳ぐ様子を目にし、その大胆に彩色された模様に魅了されました。

そして私は時折、自分の目や髪や肌が紅色であったらと望みました。
ありきたりなベージュやブラウンにはうんざりしてしまったのです。
代わりにスケッチブックのページの上で、色彩のファンタジーを実現しています。


ALIVENESS
For me, Crimson red is the state of ALIVENESS.
The slowly radiating energetic vibes that I give off when I’m feeling awake and alert and possibly magnetic.
It tastes of Rhubarb, and feels warm on the skin.

I don’t know if Crimson would have a smell.
Like something burning, perhaps.

In my childhood, I saw Crimson red swimming among other colors: purple, gold, green…on my mother’s paisley blouses from the 60s….and was mesmerised by the boldly colored patterns.

I have at times wished my eyes or hair or skin could be Crimson. I’m stuck with beiges and browns, which are so unexciting. Instead, I live out my color fantasies on my sketchbook page.

©Elizabeth Haidle
©Elizabeth Haidle

Elizabeth Haidle:
オレゴン州ポートランドに住むイラストレーター。
雑誌「Illustoria」のアートディレクター兼エディトリアルディレクターも務める。
ノンフィクションの漫画を専門としており、子どもの頃にはEd Emberleyの絵本から影響を受けている。
www.docucomix.com

Illustrator living in Portland, Oregon. She is also the art and editorial director for Illustoria magazine.
She has an incurable passion for nonfiction comics and as a child was influenced by all of Ed Emberley’s drawing books.

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