世界でも名高いアントワープ王立芸術アカデミーにて、Walter Van BeirendonckとDirk Van Saeneの指導の下で技術を磨いたデザイナー Julie Kegels。

卒業後、「MERYLL ROGGE」や「ALAÏA」でインターンシップの経験を積み、2024年秋冬コレクションで自身のブランド「JULIE KEGELS」のデビューを果たした。

「50/50」と題した今コレクションは、コンテンポラリーなエレガンスと遊び心を融合。

「『JULIE KEGELS』の女性は、前は仕事で後はパーティ！」というJulieのジョークのように、膝上丈のグラニーソックスの背面には透け素材が、ウールスカートのバックにはショートデニムが組み合わせられ、クラシックなピンストライプは生き生きとしたフローラルモチーフと混ざり合う。

特定の型にはまらず、時代の影響や自身のノスタルジックな記憶をインスピレーション源に、ファッションの変革的なパワーによって独自の世界観が作り上げられた。

ジュエリーやバッグ、シューズはそうしたブランドの精神に基づき、過去と現在のエレメントが調和。

さらに最新技術を巧みに織り込んだロマンティックな古風のレース模様や、風変わりなプレッピーカット、エンボス加工のフローラル柄、だまし絵のようなニットなどが並び、タイムレスなデザインに新しい命が吹き込まれた。

裏腹な要素をあわせ持つユニークな新鋭ブランド。
フリーダムな遊び心が、胸のときめきを掻き立てる。



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