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Encounter:Ines Cross

Encounter:Ines Cross
幾重にも連なる、視覚的フーガ。


「Encounter=出逢い。」

世界中に存在する、アーティストたちとの巡り合い。
まだ花を咲かせる前の、若きクリエイターたちの才能を披露する場として。
今回、9月/10月のテーマ「Variation/変化」を連想させる作品を呼びかけ、
琴線に触れる作品を編集部がピックアップ。
選び抜かれた、フレッシュな感性に心を委ねて。

No.1 “Echo Park, LA”





 Ines Cross/Photographer (London based)
 www.ines-cross.squarespace.com


「CHANGE(変わるということ)」

作品は今年の夏、David Hockneyのポラロイド作品を着想源に
ロサンゼルスのEcho Park(エコー・パーク)で撮影しました。
特に、彼の『Walking in the Zen Garden』という作品からインスピレーションを受けています。
Hockneyのコラージュ作品は、単一の物質、空間、場所を本質的に観察し、様々な変化を表現しているのです。

「CHANGE」は私の人生においても、良いことだと思っています。
大学に入学する時や、それから待ち受ける様々な機会など。

ですが私は、過去1年に渡ってそれは必然に起こるもの、そして、抵抗することのできないものだと確信しました。
昨年は私にとって、様々な変化が訪れる時期でした。
私たちの国、アメリカの政治情勢をご覧になればわかるでしょう。
素晴らしい活動の中起こりうる、たくさんの変化。異様に漂う緊張感。

「CHANGE」はすなわち、自身の考え方や周囲のものに対する見方を変える可能性であり、
また一方では、恐怖(特に突然起こりうる)を伴います。でないと、人々は沈滞してしまうのです。
そして、私は変わらないことこそが、とてつもなく恐ろしいことだと思っています。

また、私が今作品でインスピレーション源としたホックニーも、変化というワードには大きく関わってくるでしょう。
彼もアーティスティックな実践に関しては、「CHANGE」において偉大なる提唱者だと思います。

彼はいつも新しいテクニックを使用し実験を行っております。
例えば、彼は現在iPadを使ったドローイングを学習しています。
身の回りの変化に遅れをとらずついていくことにより、彼は常にアーティストとして成長し続けられ、
結果として、鑑賞者も多様に増えていくのです。

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