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WILLY RONIS Photo Exhibition

WILLY RONIS Photo Exhibition
温かい眼差しで写されたパリの日常

ウイリー・ロニス「イル・スュール・ラ・ソルグ、プロヴァンス」1979年 何必館・京都現代美術館蔵

20世紀のパリで活躍した写真家 Willy Ronisの展覧会「没後10年・ロニスの愛したパリWILLY RONIS 展」が、何必館・京都現代美術館にて、6月23日(日)まで開催中。

生涯をパリに住む生活者の1人として過ごし、市井の人々を優しい眼差しで写し続けた、Willy Ronis。
ルポルタージュや広告、ファッションなど、幅広い分野の作品を数多く残し、Henri Cartier-BressonやRobert Doisneauと共にフランスにおける写真の源流を築いた。


ウイリー・ロニス「ヴァステーユの恋人」1957年 何必館・京都現代美術館蔵

Ronisはパリの街をくまなく歩き回り、労働や反抗、お世辞、毅然とした態度、謝罪、諦め、落胆、そして死といった営みを静かに見つめ、悩みながらもたくましく生きる人々の姿を撮影。

芸術作品が、ともすると神秘性や非日常的な美しさ、衝撃だけを強調し、時流や風潮に乗って感覚の表象をかすめるだけのものになりうる中、独特のユーモアと温かさが光る彼の作品は、何気ない日常のワンシーンにある、生きる喜びや美しさに気付かせてくれる。


今展では、Ronisが写したパリの日常に焦点を当て、何必館コレクションの中から厳選されたオリジナルプリント約60点を展示。

「用心深く、誠実であるままに人生の道を進む」という考えのもとに生み出された作品には、Ronisの最も身体化された「パリの自由」が写り込み、それは色褪せることなく、観る者の心に静かに寄り添う。


ウイリー・ロニス「雨の日のヴァンドーム広場、パリ」1946年 何必館・京都現代美術館蔵



ウイリー・ロニス「小さなパリジャン」1952年 何必館・京都現代美術館蔵

Ronisが見つめた、日常という劇場。
ひたむきな人々の姿が、写真の中で今もなお、確かに息づいている。


KAHITSUKAN・KYOTO MUSEUM OF CONTEMPORARY ART
075-525-1311


【WILLY RONIS Photo Exhibition】
DATE:6月23日(日)まで開催中 ※月曜休館
TIME:10:00am~6:00pm(入館は5:30pmまで)
PLACE:何必館・京都現代美術館
ADDRESS:京都府京都市東山区祇園町北側271
ADMISSION:一般 ¥1000、学生 ¥800
WEBSITE:www.kahitsukan.or.jp

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