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Gustave Moreau Salomé and the femme fatale

Gustave Moreau Salomé and the femme fatale
パリの宝石箱からこぼれ出た幻想世界

Top Photo:《一角獣》 1885年頃 油彩/カンヴァス 115×90cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵, Photo©RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF

象徴主義の巨匠 Gustave Moreauの展覧会「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」が、パナソニック汐留美術館にて、6月23日(日)まで開催中。


フランス象徴主義を代表的する画家、Gustave Moreau。
産業が急激に発展した19世紀後半のパリにおいて、物質主義、現実主義に転じた社会や芸術界の潮流に反し、神話や聖書を主題とした歴史画を描くことで、独自の理念や内面世界を表現した。

Moreauがとりわけ関心を寄せたのは、男性を誘惑し破滅へ導く存在としての女性。
彼が描く妖艶で魅惑的な女性像は、「Femme Fatale(宿命の女)」のイメージとして世紀末の退廃的な雰囲気の中で受け入れられ、この時代の芸術文化を象徴するまでになった。


《サロメ》 1875年頃 油彩/カンヴァス 80×40cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵, Photo©RMN-Grand Palais / Christian Jean / distributed by AMF



《一角獣》 1885年頃 油彩/カンヴァス 78×40cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵, Photo©RMN-Grand Palais / Christian Jean / distributed by AMF

今展では、パリのMusée national Gustave-Moreauの所蔵作品より、女性をテーマにした作品を一堂に集め、新たな切り口でMoreauの芸術の魅力を紹介する。

「Femme Fatale」としての女性の他にも、誘惑され破滅へと導かれる危うい存在としての女性、またMoreauが実生活において愛した母や恋人など、彼の現実と幻想の世界に登場するさまざまな女性を採り上げ、その絵画表現や創作のプロセスに注目。
彼女たちそれぞれの物語やMoreauとの関係を紐解きながら、油彩、水彩、素描など約70点の作品を通し、彼の創造の原点に迫る。


中でも、洗礼者ヨハネの首の幻影を見るサロメを描いた「出現」は、Moreauの独創性が発揮された代表作。
サロメを描いた一連の絵画は、世紀末芸術における、美しさと残忍さを併せ持つ「Femme Fatale」のイメージを決定づけ、当時の芸術家たちに多大なインスピレーションを与えた。

また、貞節の象徴とされた幻獣を描いた名品「一角獣」に登場する女性像は、憧れの具現化であるとともに、その清らかさゆえに男性を狂わせるような、抗いがたく残酷なまでの魅力を放つ。

さらに、絵画作品に登場するドラマ性を孕んだ女性とはまったく異なる、穏やかで高潔な精神の持ち主であった母Paulineや恋人Alexandrine Dureuxを描いた愛情と親密さ漂う作品群や、彼女たちにゆかりのある資料などからは、Moreauの素顔の一端がうかがえる。


《出現》 1876年頃 油彩/カンヴァス 142×103cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵, Photo©RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF



《エウロペの誘拐》 1868年 油彩/カンヴァス 175×130cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵, Photo©RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF



《アレクサンドリーヌ》 インク・鉛筆/紙 22.5×16.7cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵, Photo©RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF

七宝細工のように輝く色彩が織り成す、美しく多面的な女性像。
華麗で深遠な、Gustave Moreau芸術の根幹に触れて。


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【Gustave Moreau Salomé and the femme fatale】
DATE:6月23日(日)まで開催中 ※水曜休館
TIME:10:00am~6:00pm ※6月7日(金)は8:00pmまで(入館は閉館の30分前まで)
PLACE:パナソニック汐留美術館
ADDRESS:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
ADMISSION:一般 ¥1,000、65歳以上 ¥900、大学生 ¥700、中高生 ¥500、小学生以下無料
WEBSITE:panasonic.co.jp/ls/museum

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